Areas of Expertise

AIST Solutionsが注力する専門領域

未来を拓く7つの専門領域

AIST Solutionsは、社会課題の解決と産業の発展を目指し、7つの専門領域で研究・技術開発に取り組んでいます。AIやビッグデータ解析から環境・エネルギー、医療・ライフサイエンスまで、多様な分野をカバー。各領域では、最先端の知見と技術を結集し、実社会での応用を見据えた研究を推進しています。
さらに、国内外のパートナーとの共創を通じて、新たな価値の創出と持続可能な未来の実現を目指します。

このページでは、7つの専門領域それぞれの特徴をご紹介します。

マテリアルDX

Material DX

材料開発の知を組織の資産へ
つくる・ためる・つかうのデータ基盤で
マテリアルDXの社会実装を加速する

「マテリアルDX」では、材料分野でのAI for Scienceを社会実装する取り組みとして、材料開発におけるデータの「つくる・ためる・つかう」を一体的に推進しています。日本の素材産業は世界トップクラスの研究蓄積を有しています。この強みを組織の資産として継承・活用できる仕組みの構築に取り組み、研究から社会実装までをデータでつなぐことを目指しています。産総研グループは、全国のマテリアル・プロセスイノベーション拠点で質の高いデータを生み出し、データ基盤に蓄積し、MI・PIで活用する——この三位一体を材料・化学領域の研究者の総合知で支え、共同研究から人材育成まで、材料開発DXに一気通貫で取り組みます。

ポイント

  • つくる — 質の高いデータを生み出す研究基盤 … ナノマテリアル拠点(仙台)、先端触媒拠点(つくば)、セラミック・合金拠点(名古屋)、有機・バイオ材料拠点(東広島)等に先端装置群を展開しています。材料・化学領域の7つの技術の柱を横断する300名超の研究者の総合知と、企業との共同研究・連携ラボを通じ、データ駆動型材料開発に資する質の高い実験データの創出を支援します。
  • ためる — 標準化データ基盤で知を資産に変える … 実験データ・プロセス条件・生データを標準化フォーマットで一元管理するデータ基盤を開発・提供しています。データの標準化により研究知見を未来にわたって資産化し、AIや解析ツールがいつでも活用できる「AI ready」なデータ基盤づくりと提供を進めています。
  • つかう — MI・PIを、すべての材料研究開発現場へ … マテリアルDX研究センターを核に計算科学・実験・AIを融合した研究開発を進め、コンソーシアムを通じて産業界への普及に取り組んでいます。ネットワーク作り、技術コンサルティング、技術者育成講座を提供し、MI・PIの民主化を推進して行きます。

※研究者数は2026年4月時点

キーワード

データ駆動型材料設計

マテリアルズ・インフォマティクス

プロセスインフォマティクス

データ標準化

メタデータ管理

AI ready

AI

MI

PI

マルチスケールシミュレーション

コンピュテーショナルデザイン

秘密計算

オープンイノベーション

マテリアルエコノミー

機能化学

化学プロセス

ナノ材料

極限機能材料

マルチマテリアル

触媒化学

ナノカーボン

材料診断

実験自動化

メッセージ

材料開発の現場から、データの力を引き出す

研究者が生み出した実験データが、チームを越え、時間を越えて活かされる。次の開発テーマの出発点になり、AIが新しいパターンを見出す素材になる——そんな環境を、私たちはつくりたいと考えています。 そのために必要なのは、優れた解析ツールだけではありません。質の高いデータを生み出す研究基盤、それを誰もが活用できる形で蓄積する標準化されたデータ基盤、そしてMI・PIで価値に変える活用の仕組み。この「つくる・ためる・つかう」の循環を、産総研グループの全国拠点と研究者の総合知で回していきます。 材料開発に携わるすべての方にとって、データが味方になる。その環境づくりに取り組んでいます。

コーディネート事業本部連携推進部 部長

高木 健太

マテリアルDXは、「知の仕組みづくり」から始まります

AIの進化とともにAI・MI・PIへの関心がかつてないほど高まっています。この追い風を成果につなげる鍵は、活用するデータの質と構造を整えることにあると私たちは考えています。質の高いデータを生み出し、標準化して蓄積し、解析で活かす——「つくる・ためる・つかう」が揃ったとき、材料開発のDXは大きく前進するはずです。 産総研グループには、全国の拠点に多様な先端装置と各分野のトップレベルの研究者が揃っています。この総合力を、企業規模や業種を問わず材料開発の現場に届けることが私たちの使命です。 研究の知を、組織の資産へ、そして産業の共有財産へ。その仕組みづくりを進めていきます。

プロデュース事業本部 マテリアルDX事業構想グループ プロデューサ

中野 学