日立造船株式会社と産総研グループは鹿児島市の下水処理場で下水汚泥ガス化に関するフィールド試験実施を決定

日立造船株式会社と産総研グループは、このほど、共同研究中の下水汚泥ガス化技術に関し、鹿児島市南部処理場においてフィールド試験を実施することを決定しました。
試験では、得られた燃料ガスの電力利用を主な目的として、ガスエンジンによる下水汚泥ガス化発電プロセスに関するトータルシステムの検証を実施します。本システムを実用化できれば、消化汚泥の処理が不要になるとともに、汚泥由来の燃料ガスを発電に利用し、得られる電力を下水処理場に自給することで下水処理のグリーン化が可能になります。また、将来的な水素社会の到来や、素材としてのケミカルリサイクル利用を見据えて、鹿児島市周辺における地域ニーズや時代にマッチした燃料ガス利用方法の調査など、サーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みを行います。

なお、本試験においては、共同研究の契約手続きおよびプロジェクトのマネジメントを当社が主体となって行い、産総研グループとして事業を進めております。

関連情報 |
日立造船プレスリリース(*外部リンクに飛びます)
産業技術総合研究所プレスリリース(*外部リンクに飛びます)

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  • 【更新日】2024年7月19日
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