
■イベント概要
3月に開催し好評を博したセミナー「無機系材料におけるサーキュラーエコノミーの新たな可能性」を、収録再配信でお届けします。「アルミニウム」「モータ」「熱」の3分野に焦点を当て、アップグレードリサイクルを支える高純度化技術、モータ部品のリマニュファクチャリング、未利用熱の活用を拓く次世代材料・ヒートポンプ技術など、資源循環と省エネルギーに資する最先端の知見を凝縮。見逃した方のキャッチアップはもちろん、リサイクル/リユースの新技術探索、自社製品の資源循環・廃棄物削減、モータ用金属材料や「熱」関連の製品・材料開発に携わる方にも有用な内容となっています。ぜひこの機会にご視聴ください。
【再掲】無機系材料におけるサーキュラーエコノミーの新たな可能性〜サステナブルな材料利用を考える〜
本セミナーでは、「材料」の視点から持続可能な社会を実現するためのテーマとして、「アルミニウム」「モータ」「熱」のサーキュラーエコノミーに焦点を当てます。それぞれの分野での資源循環や効率化は、環境負荷を軽減するだけでなく、新たなビジネスモデルや技術革新を生む可能性を秘めています。アルミニウムのアップグレードリサイクルを実現する高純度化技術、資源循環を前提とした磁石など、モータ部品のリマニュファクチャリング、熱利用の循環経済化に資する次世代熱制御材料やヒートポンプ技術など、最先端の取り組み、研究成果を発表します。また、これらの実践がどのように持続可能な社会の実現を後押しし、社会全体に利益をもたらすかについても、ご紹介します。専門家による講演と共に、参加者間の意見交換を通じて、新しい視点や実践のヒントを得られる機会を提供します。サステナブルな未来に向けたアクションを共に考える場として、ぜひ、ご参加ください。
<キーワード>
サーキュラーエコノミー、無機系材料、アルミニウム、カーボンニュートラル、リサイクル、リユース、モータ、熱、未利用熱、資源循環、環境負荷低減、廃棄物削減
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが事務局(webmktg-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■こんな方におすすめ
- サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラルに関心の高い方
- リサイクルやリユースに関する技術、環境負荷低減に関する技術・ソリューションを模索している方。
- 自社製品の資源循環や廃棄物削減に向けた新しい技術やアイデアを探している方。
- アルミニウムのリサイクルに関わっておられる方、高純度化技術に興味をお持ちの方
- モータのリサイクルを検討されている方、モータ用金属材料の資源循環技術に興味がある企業の研究者や技術者
- 「熱」の循環利用、「未利用熱」の活用、「熱」関連の製品開発、材料開発に取り組まれている方
■プログラム
- アルミニウムの高度資源循環に向けた高純度化技術開発
研究戦略本部 サーキュラーテクノロジー実装研究センター 軽金属リサイクル研究チーム
研究チーム長 尾村 直紀 - モータ用金属材料のサーキュラーエコノミー
経営企画本部 企画部
AIST Solutions室 室付 高木 健太 - サーキュラー・サーマル・エコノミーのための材料利用
材料・化学領域 マルチマテリアル研究部門 高機能磁性材料研究グループ
上級主任研究員 藤田 麻哉
■開催概要
日 時
2025年12月16日(火曜日)10時30分〜12時00分
2025年12月18日(木曜日)15時30分〜17時00分
※両日とも放送される内容は同じです。
※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
■登壇者
※動画中の登壇者の所属は2025年3月4日時点のものです。

尾村 直紀
産業技術総合研究所 研究戦略本部 サーキュラーテクノロジー実装研究センター
軽金属リサイクル研究チーム 研究チーム長
2004年に産業技術総合研究所入所。アルミニウム・マグネシウムなどの非鉄金属材料を対象とした鋳造プロセス開発に従事。鋳物の特性・信頼性向上を目的とした機械振動付与鋳造プロセス開発、鋳造プロセスの低環境負荷を目的とした凍結鋳型鋳造プロセスの開発などを実施。
近年は、アルミニウムのアップグレードリサイクルを目的に、鋳造プロセスによるアルミニウムスクラップ中の不純物元素除去技術の開発に取り組んでいる。『技術は使われてナンボ』をモットーに、常に企業連携を模索中。

高木 健太
産業技術総合研究所 経営企画本部 企画部
AIST Solutions室 室付
民間企業勤務や東北大学工学研究科助教を経て2010年に産業技術総合研究所入所。専門は粉末冶金学。
2011年から電気自動車モータ用の次世代永久磁石材料の研究に従事。主に、新規磁石の創出には欠かせない新たな粉末冶金プロセスの開発に力を注いできた。
2015年には、次世代磁石の有力候補とされるSm-Fe-N合金の焼結磁石化に成功。最近では準安定相磁石の開発も行う。
2023年より産業技術総合研究所・極限材料研究部門・副研究部門長に従事。

藤田 麻哉
産業技術総合研究所 材料・化学領域 マルチマテリアル研究部門
高機能磁性材料研究グループ 上級主任研究員
東北大学准教授を経て2014年に産業技術総合研究所入所。専門は磁性材料を中心とした材料開発。大学勤務時代に発見した材料をベースとして、磁気熱量材料などの熱マネージメント技術/材料研究に従事。磁気ヒートポンプなどの新しい固体熱マネ技術の社会実装に向け、熱特性だけでなく、コンパクト化や低コスト化などデバイスの実用性につながる材料性能改善を実施している。また、磁気に限らず固体の相変化に伴う熱現象に注目し、最近では、任意のタイミングで熱が取り出せる蓄熱材料の開発にも参画している。
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが事務局(webmktg-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。