2025年6月24日、27日開催 工業用素材としての木質資源利用 :低環境負荷・資源循環を実現する成形技術

木質ウェビナーバナー受付中final

イベント概要
近年、地球環境問題関心高まる中、持続可能資源としての「木質資源注目ています。木質資源は、CO₂排出抑制化石資源から脱却貢献するだけなく、地域資源有効活用という観点から重要役割が期待されています。産総研では、木質資源の新たな工業的利活用技術の創出を目指し、木質系素材の微細構造や構造変化を活かした処理・加工技術の研究開発に取り組んでいます。本ウェビナーでは、これまでの木材に関する基盤技術をもとに実現した木質流動成形技術に加え新規建材や自動車用部材といった用途への展開を目指した、マルチマテリアル化への取り組みについて、産総研中部センターから3名の研究者をゲストに迎え、金沢工大・産総研先端複合材料ブリッジ・イノベーション・ラボラトリの現地取材映像とともに、最新の研究開発動向と木質資源が切り開く未来についてご紹介します。環境負荷の少ない未来のものづくりの取り組みにご関心のある皆さまに、ぜひご参加ください。

<キーワード>
木質流動成形技術、低環境負荷、資源循環、 木質系マルチマテリアル、天然素材複合材料、カーボンニュートラル

お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( webmktg-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。

 
 

こんな方におすすめ

  • 建材・住宅設備・内装材メーカーで、木質資源を活かした新製品の企画や材料開発に取り組む企業様
  • 自動車・輸送機器分野で、環境対応素材・軽量化技術の導入を検討中の開発・調達部門の方
  • 化学・素材メーカーで、バイオマス資源とのマルチマテリアル技術に関心をお持ちの技術責任者
  • サステナビリティや循環型社会の観点から、次世代素材の活用による新たな事業機会を模索している企業経営者・R&D部門の方など


プログラム

  • TOPICS1:素材としての木質系材料の可能性
  • TOPICS2:木質流動成形技術が実現する低環境負荷・高性能材料
  • TOPICS3:木質資源活用の未来像、循環型社会の実現にむけて


開催概要
日 時
2025年6月24日(火曜日)10時30分
〜11時45分
2025年6月27日(金曜日)13時30分〜14時45分

※終了時刻は多少前後する可能性があります。

参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。

 

登壇者

三木氏 修正

産業技術総合研究所 材料・化学領域
マルチマテリアル研究部門 総括研究主幹
三木 恒久
2005年産総研入所 木質材料組織制御研究グループ研究員として、木材の成形加工に関する研究開発に従事。2008年頃に、木材が特殊な条件下で流動化する“木質流動現象”を見出し、その応用技術の開発に取り組む。その後、産学官連携のプロジェクトを通じて、木質流動による成形加工に関して基礎から実用化研究に従事してきた。特に、木質素材を他の工業材料と組み合わせることによる“複合材料化”が、技術の発展に有用であることに着目し、2023年から金沢工大・産総研ブリッジ・イノベーション・ラボラトリの中で、社会実装を目指した取り組みを行っている。2025年からは冠ラボ(IHI-福井県-産総研 空のカーボンニュートラル先進複合材料 連携研究ラボ)の副ラボ長を兼任。

 

関さん写真

産業技術総合研究所 材料・化学領域
マルチマテリアル研究部門 木質複合材料研究グループ 研究グループ長
関 雅子
京都府立大学大学院にて木質科学を専門として博士(農学)を取得。在学中に岐阜大学複合材料研究センターにて炭素繊維複合材料(CFRP)の加工技術に関する研究に従事。2013年に産業技術総合研究所(産総研)に入所。主に木質系素材の流動成形技術の実用化に向けた応用研究に携わり、企業や大学等との連携により社会実装に向けた研究開発を推進。最近は、感性工学的アプローチによる材料開発に興味がある。

 

ozaki
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料・化学領域 キャリアリサーチャー
尾崎 公洋
1994年通産省工業技術院・名古屋工業技術研究所入所後、2016年より産総研・磁性粉末冶金研究センター長を務め、その間、京都大学大学院の客員教授、経済産業省・NEDO次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発プロジェクトリーダを兼務、2023年4月より現職。一般社団法人粉体粉末冶金協会理事を兼任。研究テーマは、粉末プロセスを中心とした材料開発、プロセス開発、ここ15年はバルク磁性材料の開発に従事。専門は粉末冶金、磁性材料、硬質材料。座右の銘は、臨機応変。

 

ホアン写真

株式会社 AIST Solutions
経営戦略本部 Webマーケテイング室 プランナ
ホアン テ ウェン
2018産業技術総合研究所入所。企業連携に関する契約折衝国際連携、組織運営など業務従事の後、20234月、株式会社AIST Solutions立ち上げい同社に出向。近年ではWebマーケティング施策企画・実施、ウェビナー配信を通じて研究成果普及と産学官連携の促進に従事。趣味珈琲焚火。

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  • 【更新日】2025年5月16日
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