<再放送>
マテリアルDXシンポジウム シリーズ4「先進触媒拠点での取り組み」
■イベント概要
2024年3月14日に開催された「マテリアルDXシンポジウム〜材料の未来を切り拓く、マテリアル・プロセスイノベーション拠点での取組み」から、テーマごとに講演を抜粋してシリーズでお届けします。シリーズ第4弾は、ハイスループット実験の触媒開発やプロセス連続化技術、連続フロー合成装置などがテーマです。第一線で活躍する研究者による最先端のお話が聞ける貴重な機会ですので、ぜひご視聴ください。
※本ウェビナーは、2024年3月14日に開催されたシンポジウムでの講演を一部抜粋・編集したものです。
※両日とも放送される内容は同じです。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
2023年4月、株式会社AIST Solutionsは国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の100%出資により設立され、社会課題の解決と新たな事業価値創出を目指し6つのプロデュース事業を開始しました。その事業の一つ「マテリアルDX」では、内閣府の「マテリアル革新力強化戦略」を受けて産総研内に整備されたマテリアル・プロセスイノベーション拠点や、地域イノベーション創出連携拠点等における企業連携の拡充を多面的に支援しています。
マテリアル産業は日本経済を牽引する産業の一つであり、世界からも大きく注目されています。一方で製品特性を左右するマテリアルに求められるニーズは多様化・複雑化しており、迅速な社会実装に向け、新しいデータ駆動型の開発基盤の構築が重要な課題となっています。上記の拠点では、最先端の製造プロセス装置や評価・分析装置群を備え、マテリアルの開発・製造・利用に関わる先端的研究から技術人材の育成まで多様な活動を展開しています。
このシンポジウムでは、マテリアルの未来を共に考える場として、ナノマテリアル(宮城県仙台市)、先進触媒(茨城県つくば市)、セラミックス・合金(愛知県名古屋市)、有機・バイオ材料(広島県東広島市)に関わる4つの拠点でのオープンイノベーションへの取り組みや、最新の研究成果などについてご紹介します。
<キーワード>
ハイスループット実験、触媒開発加速、連続フロー合成、有機材料、後段プロセス専属化技術、プロセスインフォマティクス、キャタリスト・インフォマティクス
■プログラム
- TOPICS1:「先進触媒拠点」での取り組み:ハイスループット実験による触媒開発の加速
- TOPICS2:「先進触媒拠点」での取り組み:有機合成後段プロセス連続化技術の普及
■こんな方におすすめ
- キャタリスト・インフォマティクスに興味のある技術者・担当者の方
- 機能性化学品の少量多品種生産に携わるサスティナビリティ推進部署・製薬業界の方
- 新しい触媒開発研究を模索している事業開発責任者・担当者の方
- 次なる成長事業の立ち上げを模索されている経営者または経営企画部の方 など
■開催概要
日 時:
2024年7月30日(火曜日) 11時00分~11時40分
2024年8月02日(金曜日) 16時00分~16時40分
※1回の申し込みで、両日の配信を視聴できます。
※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■登壇者
国立研究開発法人産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 招聘研究員
藤谷 忠博
1992年通産省工業技術院・資源環境技術総合研究所に入所後、2021年に定年退職し現在に至る。研究テーマは、二酸化炭素の利用技術、バイオマスからの化学品製造技術、専門は、表面化学、触媒化学。
国立研究開発法人産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 主任研究員
増田 光一郎
2010年東京大学理学部化学科卒。2012年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、2015年同博士課程修了。理学博士。大学・大学院では有機合成化学を専攻。在学中は様々な有機合成反応・触媒の開発のほか、懸濁液中で進行する化学反応を定量的にモニタリングする分析手法の開発を行った。連続生産の分野においては、特に固体触媒を用いたフロー精密合成に関して精力的に研究を進めており、業界を牽引する若手として論文多数を出している。2019年に博士研究員として産総研へ入所、フロー合成のエキスパートとして様々な反応の開発に従事。2022年4月より現職。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。