閉じた電池内部を可視光で透視する-金属リチウム析出の直接観察と次世代二次電池開発への応用-
2026年10月14日(水曜日) 15:30~17:30
- エナジーソリューション
- セミナー(無料)
- 主催・共催イベント
- ハイブリッド

開催概要
講演内容
リチウムイオン電池の劣化メカニズムを解明し、長寿命化や安全性向上につなげるためには、充放電中の電池内部で「いつ、どこで、何が起きているのか」を可視化することが重要です。しかし、電池内部を外部から直接観察することは容易ではなく、従来は電池を解体した後の事後分析や、実際の動作状態とは異なる条件での分析が中心でした。
本セミナーでは、可視光を透過する銅薄膜を電極として直接用いることで、充放電中の電池内部を非破壊でリアルタイム観察する「オペランド観察技術」をご紹介します。
講演では、リチウムイオン電池の性能低下や安全性に深く関わる金属リチウムの析出・デンドライト形成やガス発生など、電池内部で進行する現象を、実際の観察動画を交えながら分かりやすく解説します。
さらに、次世代の高エネルギー密度二次電池として期待される「アノードレス電池」についても取り上げ、その動作原理や実用化に向けた技術課題を、オペランド観察結果を交えてご紹介します。
これまで直接見ることが難しかった電池内部の現象を「目で見る」ことで、劣化原因の解明、安全性向上、長寿命化、さらには次世代電池の設計・開発にどのようにつなげられるのかを展望します。
講演後には、電池観察のデモ実演を行うとともに、研究者との情報交換の時間も設けます。電池の評価・分析、劣化メカニズムの解明、次世代電池開発に携わる皆様に、ぜひご参加いただきたい内容です。
開催日時
【現地開催・Live配信】2026年10月14日(水) 15:30-17:30 (現地のみ:デモ実演・情報交換会 16:45-17:30)
【録画配信】2026年10月19日(月)11:00~12:00
開催方法
1.現地会場 or オンラインのハイブリッド形式(視聴はブラウザから可能)
2.後日録画配信(視聴はブラウザから可能)
定員
現地参加:50名
参加費
無料
主催
産業技術総合研究所、AIST Solutions 共催:関西経済連合会
問い合わせ先
【産総研・関経連うめきたサイト事務局】M-umekitasite-ml@aist.go.jp
会場へのアクセス
グラングリーン大阪北館JAM BASE 4F 産総研・関経連うめきたサイト
❶JR大阪駅 中央北口アトリウム広場から、2階連絡デッキでグランフロント大阪 南館2を通過し、グランフロント大阪 北館へ進んで
ください。
❷グランフロント大阪 北館から接続ブリッジでグラングリーン大阪北館 JAM BASEへ渡ってください。
❸タリーズコーヒー(有隣堂)を抜け、エスカレーター手前、右手のエレベーターで4Fへおあがりください。
❹「Syn-SALON」壁面サインの左手になります。
プログラム
15:30~16:15 | 閉じられた電池の内部を可視光で直接透視する技術 ~金属リチウム析出の直接観察と次世代二次電池開発への応用~ 電池技術研究部門 ナノ材料科学研究グループ 主任研究員 / 橘田 晃宣 |
16:15~16:30 | SB2600 電池内部観察用透明電極セルのご紹介 |
| 16:30~16:45 | 質疑 |
| 16:45~17:30 | デモ実演・情報交換会 |
TOPICS
- 電池内部の可視光観察技術
- デンドライト析出とガス発生のリアルタイム可視化
- 次世代二次電池の開発課題と応用展望
- SB2600セルの使い方、製品化の背景、特徴
こんな方におすすめ
- リチウムイオン電池の劣化原因や寿命低下メカニズムを詳しく知りたい方
- 金属リチウム析出・デンドライト形成・ガス発生など、電池内部の現象を直接観察したい方
- 電池の評価・分析・解析技術に携わり、新しいオペランド観察手法を探している方
- 電池の安全性向上や長寿命化に向けた材料・セル設計に取り組んでいる方
- 急速充電時の劣化や異常挙動を、より詳細に把握・評価したい方
- アノードレス電池など、次世代高エネルギー密度二次電池の研究開発に関心のある方
- 電池メーカー、材料メーカー、分析・評価機器メーカー等で、新たな評価技術や開発テーマを探索している方
キーワード
リチウムイオン電池
電池劣化
金属リチウム析出
リチウムデンドライト
オペランド観察
電池内部可視化
アノードレス電池
次世代二次電池
