科学技術で「美しい未来社会」を実現するイノベーションを ~社会課題へ挑戦するマーケティングサイエンティスト~
【社員インタビューVol.1】
- AI・半導体
- バイオテクノロジ
- サーキュラーエコノミー
- デジタルプラットフォーム
- エナジーソリューション
- マテリアルDX
- ウェルビーイング
- 技術コンサルティング
- 共同研究
- 受託研究
- 知的財産の実施許諾
- 研究設備の利用・支援
- 連携研究室(冠ラボ)
- AIST-IDEA — 研究・技術支援サービス
- ABCI 3.0 — 高性能計算・データ解析環境
- CO₂分離素材評価サービス
- 電池技術総合サービス
- テクノナレッジ講座
- Bibbidi

Pick up Interview
AIST Solutions
プロデュース事業本部 戦略企画部 プロデューサー 兼 デジタルプラットフォーム事業構想グループ 統括グループ長 兼 マテリアルDX事業構想グループ グループ長 宮下 東久 / MBA(経営)
AIST Solutions
コーディネート事業本部 連携企画部 部長 井坂 祐輔 / 博士(工学)
AIST Solutions
代表取締役社長 逢󠄀坂 清治
AIST Solutions(AISol:アイソル)は産総研の技術を社会実装につなげる出口機関として、 2023年に産総研の100%出資により設立されました。産業界をはじめ、さまざまなバックグラウンドを持つマーケティングサイエンティストが、コンセプト共創から研究開発のコーディネーション、成果の権利化やスタートアップ創出に至るまで、事業ステージに応じて一気通貫で支援しています。
AISolの立ち上げ当初から関わる宮下と、2025年にAISolへ入社した井坂。
バックグラウンドの異なる2人へ、AISolでの仕事内容や役割り、やりがいをインタビューしました。
【Q1】所属している事業本部の仕事の特徴は?
産総研グループならではの独自性のあるビジネス

私が所属するプロデュース事業本部の特徴は、一言で言えば、研究成果を活用した新事業開発です。
様々な技術マーケティングのアプローチを駆使し、ソリューションの企画構想から、マーケットリサーチ、戦略立案、資金獲得、プロダクト開発、PoC、パートナー開拓、事業立ち上げ、顧客開拓など一連のプロセスを経験することができます。
特に産総研グループでは、まだ市場ができていない先端領域や社会課題領域でのビジネスであること、技術起点での事業開発であること、大きな産業全体課題を解決するようなスケールでの事業が求められることなどが一般的な新規事業開発と異なり、非常に難易度が高くもあり、やりがいと独自性がある点です。
一気通貫で担う、事業価値の創出

コーディネート事業本部は、民間企業と産総研との共同研究等の連携案件の創出と、そこから生まれた研究成果の社会実装支援を行う組織です。
産総研は幅広い技術シーズやナレッジを抱えていますが、それを企業との連携を通じて事業価値につなげていくところまでを一貫して担っています。
近年は冠ラボのような大型・長期の連携枠組みの拡大や、創出技術の事業化検討支援にも注力しており、より戦略的・継続的な連携モデルの確立を進めています。
【Q2】担当部署での仕事の内容・役割を教えてください。
主務と兼務を活かした事業開発へ
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私はプロデュース事業本部 戦略企画部に主務を置き、全ドメインの新事業開発を企画・支援しつつ、自らが事業責任者としてデジタルドメイン・マテリアルドメインの事業開発を行っています。
新規事業は限られたリソースで大きな価値を目指してあらゆる障壁を乗り越えなければいけないので、年齢や役職関わらず全員野球が求められます。
私もゼロイチの企画や事業戦略をやりつつも、日々の顧客開拓やプロダクト開発に実際に関わりながら進めています。
<宮下自らが事業責任者として携わる「Bibbidi」についてはこちらを参照ください>
創出された成果の社会実装へ
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私はコーディネート事業本部の連携企画部に所属しており、連携案件組成の戦略策定や、創出された成果の社会実装に向けた検討を担当しています。
具体的には、共同研究成果の事業化・新規事業検討の支援や、共同研究等の案件創出に向けた企画・提案活動などが主な業務です。
【Q3】産総研の強みや特徴はどんなところだと感じていますか?
高い技術成熟度とビジネス化・社会実装への取り組み
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産総研も含めた大学・国研は技術とアイディアの宝庫です。
日本は技術で勝ってマーケティングで負けてきましたが、日本の産業界にまだまだ眠っているポテンシャルを自分達の力でビジネスへ橋渡しできれば日本の産業界はもっとよくなると確信しています。これからも世界を追いかけるのではなく、日本発の新たなサービスやビジネスが生まれる世界を目指しています。
産総研はアカデミアの中でも特に技術成熟度が高く、ビジネス化や社会実装について進んだ取り組みで業界をリードしています。特にここ数年では実装に向けたMVP開発や事業化伴走などまで実施しより進化した産学連携の形を実現していることが挙げられます。
この手法やユースケースをより進化させ広めていくことは業界全体にも大きな意義があると考えています。
様々な領域の知見や技術を組み合わせ、課題解決へ
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社会実装を考える上での特徴は二つだと考えています。
ひとつはアカデミアの中でも研究者の皆さんの応用志向や、企業を含む外部とのオープンイノベーションへの志向性が高いことです。
応用技術の社会実装を進めるためには研究者のwillが必要条件となるため、ここがクリアされていることは大きな強みだと感じます。
二つ目は扱う技術領域が幅広い事です。
一般に、社会/企業の抱える技術課題は単一の技術領域だけでは解けないことが多いため、産総研内部で様々な領域の知見や技術を組み合わせて課題解決にあたれることは、産総研全体としての課題解決能力を大きく引き上げていると感じます。
【Q4】転職活動の際、AISolへの入社を決めた理由を教えてください。
アーリーな技術に近い場所でのキャリア形成
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私は2025年4月にAISolへ転職(入社)しました。
前職は戦略コンサルティングファームで、5年ほど在籍していました。
前職に入社する前は博士課程で学んでおり、アカデミアや企業の研究職での就職も考えたのですが、研究そのもの、というよりも、新しい技術をいかに事業化して社会貢献に結びつけるか、の方法論に興味を惹かれ、コンサルティングファームに就職しました。
その後、より研究の現場、それもアーリーな技術に近い場所でキャリアを積むため、AISolへの転職を決めました。
【Q5】仕事の一番のやりがいや醍醐味を教えてください。
機能対等のカルチャーから生まれる価値提供
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プロデュース事業本部の特徴は、オープンな座組や産総研の技術を活用して、一組織ではアプローチできないような大きな社会課題に対して事業構想をしていける点です。自分の事業開発の先に産業課題とビジネスの両立で悩まされることがほとんどなく、課題に対して価値提供を追求して事業開発を推進できています。
また、研究者・新事業開発者・コンサル・営業などバックグラウンドが全く異なるメンバーがおり、それぞれの取り組み内容やこれまでの経歴・スキルの同一性がない点も魅力です。とても興味深く自身の勉強になっています。
そして、重要なのがカルチャーで、大きな組織 と異なり、年齢役職関係なく少ないメンバーの中でしっかりと価値提供が求められる点です。元々役職が高かったり、年齢が高いからといってアイディアと口を出せばいいという会社ではないので、実行力があるメンバーが相互に貢献しながら事業を推進しています。
産学官連携の進化を担い、世の中へインパクトを与える
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私の所属するコーディネート事業本部は、いわゆる"産学連携"のど真ん中を扱う部門です。
産学連携ということばは古くからありますが、私はAISolは新しい産学連携スキームの開拓を担う組織だと考えており、また、本事業部はその中心プレイヤーとなるべき部門だと認識しています。
世の中ではいわゆる"ディープテック"が脚光を浴びています。また、技術が解決すべき課題も山積しています。
このような環境の中で、改めて研究機関のポテンシャルを引き出し、世の中にインパクトを与えるにはどうすればよいか考えられるというのは、非常にエキサイティングな仕事だと感じています。
【Q6】AISolは共に技術の社会実装と社会課題の解決を目指す人材を募集しています。どんな人と一緒に働きたいですか?
完璧さやテクニックではなく、共に試行錯誤できる人
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テクニックよりも、同じ方向を向いて挑戦できる人と一緒に働きたいと思っています。
新規事業やコンサルティングのスキルは、正直なところ入社時点で完璧である必要はありません。私自身もそうでしたが、大きな壁にぶつかりながら、その都度必要な力を身につけていくものだと思っています。むしろ大事なのは、自分が関わるテーマや事業の目指す方向に納得し、没入できることです。
そこに腹落ちしていれば、多少うまくいかないことが続いても前に進み続けられます。新規事業では、NOGOの判断を受けたり、資金調達やパートナー開拓が思うように進まなかったりする場面は珍しくありません。ただ、そういう状況も含めて、この仕事の面白さでもあります。
ひとつのやり方に固執せず、別の切り口を探しながら前に進んでいく。そのプロセス自体を楽しめる人と、一緒に試行錯誤していきたいです。
不確実性の中でも、前に進んでいける人
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不確実性への耐性が高く、粘り強く頭と足を使える人です。オープンイノベーションの現場は、極めて不確実性が高い現場です。
前職のコンサルティングプロジェクトで扱っていた企業や製品の多くは既に世の中に出ている製品でしたから、顧客や競合が存在し、市場からの評価もある程度固まっているものが殆どでした。翻って研究開発や新規事業開発の現場では、技術や製品の開発そのものの成否は当然不確実ですし、また、市場や顧客、競合も明確に定義されていないケースが多々あります。
そのような中で、いろいろな物事を判断し、また、社内外のステークホルダーと会話しながらものごとを前に進められる人と一緒に働けると嬉しいです。
最後に。逢󠄀坂社長、この記事を読んでくれた方へ、メッセージをお願いします。
共に美しい未来社会創造の探求へ

当社は、日本の最大級の国立研究機関である産業技術総合研究所からスピンアウトした、最先端の科学技術をイノベーションへとつなげることをミッションとしたユニークな会社です。
私たちは、独創的な研究成果や先端技術を駆使して社会に存在する様々な課題解決へ徹底したマーケティングとビジネスアクセラレーションを展開していきます。
そのために、当社には、「マーケティングサイエンティスト」と呼ぶ、技術シーズと社会ニーズを深く探求し、それを産業や企業の価値として醸成できるスペシャリストが数多く在籍しています。
一企業の技術、経営資源では実現できないオープンイノベーションを私たちはイノベーション・エコシステムと呼びます。
私たちのビジョンとミッションに共感いただける方は当社にジョインください。
私たちと共に美しい未来社会創造の探求に飛び立ちましょう!


