プロテオブリッジ 株式会社をAISol スタートアップとして認定いたしました

株式会社AIST Solutions(以下、「AISol」)は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、「産総研」)発の技術を活用して事業を行うプロテオブリッジ 株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:熊谷 亮、以下「プロテオブリッジ」)をAISol スタートアップとして認定しました。 

プロテオブリッジは、産総研で研究し、蓄積してきた世界最大規模のヒトタンパク質のライブラリ(HuPEX)を基に自己抗体を精度高く迅速に測定するアレイ技術を開発しました。
この技術を活用し、主に自己免疫疾患の病態解明と新しい診断手法の創出に貢献するスタートアップです。
自己免疫疾患の一つである膠原病は発症初期になかなか診断がつかず、医師にとっても診断が難しい病気です。
プロテオブリッジは、複数の膠原病(強皮症・筋炎・シェーグレン症候群)に対して、病態と関連するすべての自己抗体を、同時に測定するための研究検査を開発・上市し、貢献してきました。

AISolは、プロテオブリッジの技術の先端性、臨床現場の課題であった膠原病の早期診断への貢献、事業を起ち上げてきた実績、また産総研とのシナジーを高く評価し、AISolスタートアップに認定することといたしました。今後、AISolは産総研と一体となって、プロテオブリッジを支援してまいります。 



AISol スタートアップ
AISolは、社会課題解決への貢献、技術的競争優位性、市場性、産総研とのシナジーなどの観点から産総研グループのミッション達成に貢献することが期待される
スタートアップ企業を、AISolスタートアップと認定し、事業共創を推進していきます。 
AISolは、産総研と一体となり、エンジニアリング、マーケティング、ビジネスアクセラレーション、資本などの様々な側面から、
AISolスタートアップの成長を
支援し、事業化を共に進めます。
 
AISolスタートアップロゴ
 

プロテオブリッジ 株式会社の概要
代表取締役CEO:熊谷 亮
本社:東京都江東区青海2-4-7 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 臨海センター別館5108号
設立:2018年1月
事業内容:自己免疫疾患などの病態解明と新しい診断手法の創出に資するタンパク質アレイの研究・開発、検査事業
プロテオブリッジ 株式会社

関連情報
インタビュー記事:体を守る抗体の検査&研究で健康寿命延伸に貢献 -「網羅型タンパク質アレイの進化」と「研究検査A-Cube(TM)のローンチ」(2022年3月31日時点の内容)

本件に関するお問い合わせ先
プロデュース事業本部スタートアップ部<aisol-startups-info-ml*aist-solutions.co.jp>(*を@に変換してください)

  • 【更新日】2025年6月3日
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