当社社員が「INACOMEビジネスコンテスト2024」で「審査員特別賞」を受賞

「INACOMEビジネスコンテスト2024」の本選大会で、当社プロデュース事業本部 事業構想部 プランナ 木村優太の「想いや資源を後世まで残し続けるGood Wood Solutions」が「審査員特別賞」を受賞しました。

当コンテストは、農山漁村における課題解決のアイデアを競うもので、今年度は150組以上がエントリーをし、二度の審査を通過した計9組のファイナリストが本選大会へと進出をしました。この受賞は、農山漁村の活性化に資するユニークなアイデアが評価されたものです。

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木村のコメント

私は、「社会課題を解決し、人々の生活を豊かにしたい」という強い想いから、産総研の革新的技術シーズを活用したスタートアップの創出・実装により、日本の社会課題を解決すべく挑戦しています。

日本では所有者の高齢化によって国土全体の山が管理できていない現状があり、私の祖母もその1人です。

このままでは日本の大切な森林資源を残し続けられないだけでなく、土砂災害や生物多様性の崩壊、水源涵養能力の低下など、さらに大きな社会課題に繋がることに大きな危機感を持ったことが今回のビジネスアイデアを考えることになったきっかけです。

2023年の秋から1年間で約40組織、200人以上の森林関係者の方々に視察やヒアリングをさせていただき、森林産業の様々な課題をリアルに拝見しました。ご協力いただいた方々には大変感謝しています。

今回発表しました「想いや資源を後世まで残し続けるGood Wood Solutions」は「木材の販売価格が安く、持続的に事業を営む上で十分な利益を得ることが困難」という日本の森林産業の本質的な課題に対し、産総研の小型X線内部構造可視化技術と木材製品の販路拡大サービスを掛け合わせたソリューション提供するという、これまでになかった革新的なものと考えています。

この度の表彰について大変ありがたく思うとともに、産総研の技術で森林産業の課題を解決していけるように、全力で頑張っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

※「想いや資源を後世まで残し続けるGood Wood Solutions」について、より詳しくお知りになりたい方は「こちら」をご覧ください。


 

関連情報 |
■「INACOMEビジネスコンテスト2024開催レポート」(*外部リンクに飛びます)
■産総研マガジン 「小型・軽量化とAI技術でインフラ診断が進化する~高精度で低コストなX線非破壊検査システム~」紹介記事(*外部リンクに飛びます)

 

 

  • 【更新日】2025年2月12日
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