複雑な材料・プロセスに活かせるマルチモーダルAI技術
マルチモーダルAI技術と評価、計測における自動化技術の融合
■イベント概要
【初回開催が大好評!】最前線のAI×研究開発の未来を共に考える
2024年10月8日に大変ご好評をいただきました「マルチモーダルAIシンポジウム」での講演を2つに分けてシリーズでお届けいたします。シリーズ第2弾は「複雑な材料・プロセスに活かせるマルチモーダルAI技術/マルチモーダルAI技術と評価、計測における自動化技術の融合」をテーマにさらに多様な応用展開をお届けします。研究現場でのマルチモーダルAI(MMAI)活用の最前線に立つ6名の研究者が登壇。ご関心のある方は是非この機会にお申し込みください。
【再掲】
近年、革新的なAI技術が次々と誕生し、かつてないスピードで進化を遂げています。中でも、材料や物質の構造・物性・特性を予測するAI技術は、従来の材料開発とは一線を画すアプローチとして注目されています。 一方で、複雑な材料やプロセスに対応可能なAI技術の社会実装には、仕組みの整備や人材育成といった課題などが浮き彫りになっています。 本シンポジウムでは、様々な材料、物質開発に活用できるAI技術として、産総研で開発を進めているマルチモーダルAI技術について紹介します。
※本ウェビナーは2024年10月8日に行われた産総研マルチモーダルAIシンポジウムでの講演を一部抜粋・再編集したものです。
※両日とも放送される内容は同じです。
<キーワード>
マルチモーダルAI, 複雑材料,プロセスインフォマティクス, 生成AI, 逆問題, 自動化
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( webmktg-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■こんな方におすすめ
- 複雑なプロセスに依存する材料開発にAIを活用したい方
- 整えられた様々なデータは持っているが、AIの使い方が分からない方
- 複数成分を混ぜて製造する材料の開発にAIを活用したい方
- モノだけでなくコトにもAIを活用したい方 など
■プログラム
※動画中の登壇者の所属は2024年10月8日時点のものです。
【複雑な材料・プロセスに活かせるマルチモーダルAI技術】
1.マルチモーダルAIを活用した プラスチックリサイクル材料診断への挑戦
産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノカーボン材料研究部門
ナノ材料設計研究グループ 研究グループ長 松本 尚之
産業技術総合研究所 材料・化学領域 化学プロセス研究部門
有機資源変換研究グループ 峯 真也
産業技術総合研究所 ナノカーボン材料研究部門
ナノ材料設計研究グループ 室賀 駿
【マルチモーダルAI技術と評価、計測における自動化技術の融合】
1.接着接合部の自動寿命評価システムの開発
産業技術総合研究所 材料・化学領域 材料基盤研究部門
接着・界面研究グループ 主任研究員 島本 一正
2.レーザー微細加⼯の機能制御を可能にする計測⾃動化とMMAI モデルの開発
産業技術総合研究所 研究戦略本部 レジリエントインフラ実装研究センター 劣化診断技術研究チーム 研究チーム長
兼 計量標準総合センター 分析計測標準研究部門 非破壊計測研究グループ 研究グループ長 黒田 隆之助
3.世界最速クラスの「砂つぶ」自動鑑定
産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門
地球変動史研究グループ 研究グループ長 板木 拓也
■開催概要
日 時
2025年6月18日(水曜日)10時30分〜11時45分
2025年6月20日(金曜日)16時00分〜17時15分
※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
■登壇者
※動画中の登壇者の所属は2024年10月8日時点のものです。
産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノカーボン材料研究部門
ナノ材料設計研究グループ 研究グループ長
松本 尚之
千葉工業大学大学院工学研究科で博士(工学)を取得後、国立研究開発法人産業技術総合研究所に入所し、特別研究員を経て、2015年に主任研究員。2024年4月よりナノカーボンデバイス研究センター研究チーム長を務め、2025年4月より現職。専門は材料合成全般で、特にナノカーボン(カーボンナノチューブ)の合成から用途開発・評価まで社会実装を見据えた一気通貫の研究に取り組んでいる。近年では、これまで培ってきた知見を活かし、バイオ炭や樹脂のマテリアルリサイクル研究にも注力し、環境負荷低減につながる新たな材料開発を推進している。趣味は旅行、寺社仏閣巡り、ウォーキング、スノーボードなど。
産業技術総合研究所 材料・化学領域
化学プロセス研究部門 有機資源変換研究グループ
峯 真也
大阪府立大学大学院工学研究科で博士(工学)を取得後、北海道大学触媒科学研究所での博士研究員を経て、2023年に産業技術総合研究所(産総研)に入所。専門は固体触媒の開発。in situ/operando分光や分子シミュレーションを駆使した触媒の作用メカニズム解析や、機械学習を活用したデータ駆動型触媒開発に取り組んできた。最近は自動合成ロボットシステムを活用した実験のハイスループット化にも取り組んでいる。趣味は読書、歴史、音楽鑑賞など。
産業技術総合研究所 ナノカーボン材料研究部門
ナノ材料設計研究グループ 主任研究員
室賀 駿
京都大学工学研究科で博士(工学)取得後、2019年に産業技術総合研究所(産総研)に入所。高分子・複合材料の評価技術の研究に従事してきたが、多様なデータの活用を目指しマテリアルズ・プロセスインフォマティクスに関する研究に従事。マルチモーダルAIや自律自動実験を始めとして、AIと実験の両方の融合技術の開拓を主導してきた。2025年4月より現職。
産業技術総合研究所 材料・化学領域
材料基盤研究部門 接着・界面研究グループ 主任研究員
島本一正
2020年産業技術総合研究所に入所。接着剤を用いた接着接合部の強度・耐久性を明らかにする評価・予測法について研究活動を実施。コア技術は(1)力学的な耐水・耐衝撃・耐疲労性評価技術、(2)有限要素法を用いたシミュレーション技術、(3)量子・AIを活用した特徴量抽出技術。また、開発した評価法の国際規格化にも従事。
産業技術総合研究所 研究戦略本部 レジリエントインフラ実装研究センター(IRCI) 劣化診断技術研究チーム 研究チーム長
兼 計量標準総合センター(NMIJ) 分析計測標準研究部門 非破壊計測研究グループ 研究グループ長
黒田 隆之助
2004年 早稲田大学大学院理工学研究科にて博士(工学)取得。2005年 産業技術総合研究所に入所。産総研・東大 先端オペランド計測技術OIL加工プロセス計測チーム長を経て、2025年4月より現職。超短パルスレーザー加工中の超高速計測からマルチモーダルAIを活用した加工予測、プロセス最適化研究などに従事。2022年より文科省 光・量子フラッグシッププログラム(Q-LEAP) 次世代レーザー領域 サブ・プログラムディレクター(SPD)。
産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門
地球変動史研究グループ 研究グループ長
板木 拓也
北海道大学大学院地球環境科学研究科で博士(地球環境科学)を取得。産総研特別研究員、学振特別研究員(東京大学)、韓国釜山大学教授を経て、2008年に産業技術総合研究所に入所。専門は海洋地質学。2015年度日本古生物学会学術賞を受賞。2020年登録の国際地質標準「チバニアン」申請メンバー。第61次日本南極地域観測隊(2019-2020年)に参加し、日本の観測隊としては初めて南極の海底地質調査を実施。2024年より島根大学エスチュアリー研究センター客員教授を兼任。
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( webmktg-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。