再放送 2024年産総研中部センター
「未来モビリティ材料」共創フェア シリーズ1
「産総研のマテリアルDX」
■イベント概要
2024年10月11日に現地のみで開催された産総研中部センター「未来モビリティ材料」共創フェアから、テーマごとに講演を抜粋してシリーズでお届けします。
シリーズ第1弾は、産総研の進める材料および部材開発の自律化・自動化技術の取組みを紹介します。
お申込みいただいた方はポスターセッション時のポスターも閲覧可能です。ぜひお申込みください。
視聴後、アンケートに回答するとスライド資料をDLできますので、ぜひお申込みをお願いします。
産総研中部センター「未来モビリティ材料」共創フェアとは(再掲)
産総研中部センターと株式会社 AIST Solutionsは、材料研究で地域の社会課題である未来モビリティの取り組みに貢献するため、「未来モビリティ材料」をキーワードとして共創型のフェアを開催します。今回のフェアは、実験の自動化・自律化を主なテーマとし、関連する技術について皆様と共に考える場として開催します。講演会、ポスターセッションにより、実験の自動化・自律化に関する最新情報や産総研の取り組みを紹介することで、当該社会課題解決に向けたオープンイノベーションの実践につなげることを目的とします。
※本ウェビナーは、2024年10月11日に開催された共創フェアでの講演を一部抜粋・編集したものです。
※両日とも放送される内容は同じです。
<キーワード>
マテリアルDX、マテリアルズ・インフォマティクス、プロセス・インフォマティクス、自動実験、バルク化、機械学習、ハイスループット
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■こんな方におすすめ
- 国立研究所が取組む今後のモビリティ材料に関して興味のある技術者・担当者の方
- 最新のロボット技術や人工知能を活用して製造現場や工場の材料開発を効率化したいと考える経営者または経営企画部の方
- 実験の自動化・自立化を検討している事業開発責任者・担当者の方 など
■プログラム
No. | タイトル | 概要 | 発表者 |
1 | 産総研のマテリアルDX | 産総研は、「マテリアル革新力強化戦略」におけるデータ中核拠点の一つとしてマテリアルDXを組織的に推進しています。本講演では、MI・PIの研究開発と共にデータプラットフォームとして構築したAIST Materials Gate DPF(DPF)を活用したデータ駆動型材料開発の取組みについて紹介します。 | 産業技術総合研究所 執行役員/材料・化学領域長 濱川 聡 |
2 | 産総研のAUTO実験システムと工房本部の取り組み | ボトムアップ型の新規事業である産総研のAUTO実験システムでは、実験装置間のサンプル移動や機器操作を行うロボットをモジュールとして組み合わせることで、研究者が自ら簡単に自動実験システムを構築し、大量のデータを効率良く取得するAUTO実験工房を支援します。 |
産業技術総合研究所 |
3 | ロボットを用いた粉体実験システムの構築とセラミックスの焼かない化学的バルク製造技術 | カーボンニュートラルの実現に向けて、産総研では室温近傍でのセラミックスのバルク化技術(acid-base chemical densification: ABCD法)を開発しました。プロセス開発の加速のために、ロボットによるハイスループット実験と機械学習等のAI解析により、組成拡大やプロセス最適化を行った事例を紹介します。 | 産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 主任研究員 山口 祐貴 研究グループ長 鷲見 裕史 |
■開催概要
日 時:
2025年1月15日(水曜日) 11時00分~12時00分
2025年1月17日(金曜日) 16時00分~17時00分
※1回の申し込みで、両日の配信を視聴できます。※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが( MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■登壇者
国立研究開発法人産業技術総合研究所 執行役員/材料・化学領域長
濱川 聡
同所材料・化学領域長を経て2022年4月より現職。博士(工学)。UC Berkeley客員研究員 (2000-2001)。触媒化学、固体イオニクスが専門。これまでメタンや水素ガス等をエネルギー・資源として利用するための触媒システムの開発に従事。2004年石油学会奨励賞(新日本石油賞)受賞。石油学会理事。新化学技術推進協会戦略委員会委員。CO2分離回収・資源化コンソーシアム会長。データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアム会長。日本工学アカデミー会員。
産業技術総合研究所 極限機能材料研究部門 首席研究員
申ウソク
専門分野は電子セラミックス、ガスセンサ、呼気分析、ヘルスケア。材料プロセスのインフォマティクス推進として自律実験のインフラ構築に従事。1992年韓国KAIST材料工学科卒業,1998年名古屋大学大学院博士課程修了 博士(工学)。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料・化学領域
極限機能材料研究部門 固体イオニクス材料グループ 研究グループ長
鷲見 裕史
2002年 名古屋工業大学大学院 工学研究科 物質工学専攻 博士前期課程修了後、民間企業の総合技術総合研究所にて7年間勤務。2009年 京都大学 博士(工学)取得。2009年より京都大学大学院 工学研究科 物質エネルギー化学専攻 研究員、2011年より産業技術総合研究所 主任研究員、2018年 ドイツ・カールスルーエ工科大学 応用材料・電気電子工学科 客員研究員を経て、2022年より現職(2024年より岐阜大学大学院 自然科学技術研究科 客員教授を兼務)。これまでに、固体酸化物形燃料電池(SOFC)や電解セル(SOEC)、電気化学インピーダンス解析などの研究開発に従事。専門分野は電気化学、固体イオニクス。趣味は旅行、写真。
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