物質の秘密に迫るLA-ICP-MS分析
■イベント概要
LA-ICP-MS(Laser Ablation-Inductively Coupled Plasma-Mass Spectrometry:レーザーアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法)は、革新的な分析技術として注目を集めています。パルスレーザーを用いた試料の直接アブレーションにより、前処理をほとんど必要とせず溶解が困難な固体試料の直接分析が可能で、広範囲かつ低濃度の元素の高精度な測定を実現します。また電子顕微鏡のようなマッピング分析も可能であり、環境分析、材料科学、地質学、考古学など多岐にわたる分野での応用が広がっています。
しかし、LA-ICP-MSはまだ新しい技術であり、装置の高価さや技術者の知識・ノウハウ不足が課題となっています。本ウェビナーでは、LA-ICP-MSの最前線で活躍する研究者および装置メーカーの専門家をお招きし、この革新的技術の基礎から応用までを紹介いたします。特に、装置の導入や運用に関する具体的なアドバイス、最新の研究成果、実践的な活用法について深く掘り下げます。このウェビナーを通じて、LA-ICP-MSの可能性を探り、そのメリットを最大限に引き出すための知見を共有し、参加者の皆様の研究や業務に新たな視点と可能性を提供することを目指します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
<キーワード>
次世代分析手法、LA-ICP-MS、誘導結合プラズマ質量分析法、湿式分析、品質評価、安全管理
お申し込みはコチラから(無料)
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
■こんな人におすすめ
- 最先端の分析技術で事業開発を加速させたい役員•部長クラスの方
- 学会などでは聞けないLA-ICP-MS分析の実務の話が聞きたい方
- リサイクル樹脂・プラスチックやリチウムの分析に興味ある技術者の方
- 新規事業を推進する経営企画•事業開発部門の責任者•担当者 など
■プログラム
- Topics1.高感度・迅速な新たな測定方法:LA-ICP-MSとは
- Topics2.具体的なユースケース
- Topics3.測定技術の普及状況と将来性
■開催概要
日 時
2024年9月30日(月曜日)11時00分〜11時45分
2024年10月23日(水曜日)16時00分〜16時45分
※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンライン配信となります。視聴はブラウザから可能です。
■登壇者
<メインスピーカー>
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
環境創生研究部門 環境計測技術研究グループ 研究員
槇納 好岐
2015年同志社大学理工学部機能分子・生命化学科卒業。2017年京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻修了。2020年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修了。博士(理学)。2020年より現職。2015年からLA-ICP-MSに関する研究を行い、これまでにLA-ICP-MSに関する論文を20報以上発表。2019年に発表した次世代のLA-ICP-MSに関する論文は、英国王立化学会Journal of Analytical Atomic Spectrometry誌で高引用論文に選出されている。
<メインスピーカー>
株式会社エス・ティ・ジャパン 営業部 主任 セールスエンジニア
渡邉 一輝 様
2014年エス・ティ・ジャパン入社。入社時より取扱製品の営業活動から技術サポートまでを一貫して担当しており、ユーザーから確かな信頼を得られることを信条としている。主に大学、官庁、企業の研究所のお客様を対象に営業活動しており、担当製品はFTIR、Raman、NIR、ICP-OES、ICP-MS等の関連製品で多岐に渡る。現在はJupiter Solid Nebulizerを含むレーザーアブレーション製品も担当している。趣味は登山、バックカントリースキー
<ファシリテーター>
株式会社AIST Solutions プロデュース事業本部事業構想部
金子 邦敬
一橋大学大学院 経済学研究科 博士前期課程修了
2022年産総研入所。2023年4月の(株)AIST Solutions立ち上げに伴い出向。前職から一貫して新規事業の企画や事業の効率化・DX推進に従事。近年ではデジタルマーケティング施策の考案・実行のほか、LLM(大規模言語モデル)を使った社内自然言語データ活用のPoC作成などを手掛けている。専門は計量経済学、データサイエンス、デジタルマーケティングなど。最近のマイブームは色々なフルーツを使ってデトックスウォーターを作ること。
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