2024年10月15日(火曜日)~18日(金曜日)の4日間にわたって幕張メッセで開催されるデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」。
産総研グループの出展ブースではAIST Solutionsの事業や、オープンイノベーションを推進する科学技術の社会実装が進む現場の様子をお伝えします。
《ブース展示》 AI・半導体/デジタルプラットフォーム/サーキュラーエコノミー/エナジーソリューション/バイオ・ウェルビーイング/マテリアルDX/スタートアップ/スーパーコンピュータ「ABCI」と新サービス/再生可能エネルギー研究拠点FREA |
期間中、ブース展示をさらに深掘りしたトークセミナーを毎日開催いたします。世界で技術を競い合っている精鋭の研究者やビジネスを牽引する事業プロデューサ達のプレゼンテーションに、どうぞご期待ください。
さらに、10月15日(火曜日)13時30分よりホール2の特設会場にて「Technology x Marketingユニコーン創出の未来社会へ」をテーマとして、パネルディスカッションを実施いたします。
世界で勝てるディープテックスタートアップの創出に向けて、産総研グループが本気で進める社会実装への道のりを示し、明るい日本の未来社会を目指して共に未来をつくる経営者と研究者にメッセージを発信します。
※特設会場パネルディスカッションは聴講予約が必要です。
《Technology x Marketingからユニコーン創出の未来社会へ》聴講予約はこちら
■《産総研ブース》トークセミナー スケジュール ★毎日開催!
★こんな方におススメ
- 自社の研究開発に課題を感じている方
- 自社で新規事業、スタートアップを模索している方
- オープンイノベーションでの取組についてご興味のある方
日 | 時間 | タイトル | 登壇者 | 概要 |
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15日 | 11:00 | New ASIC Platform by Open Source Silicon | Jun OKAMURA | 欧米で新たな潮流となりつつあるオープンソースの設計ツール(EDA)やプロセス情報(PDK)を活用した半導体設計エコシステムの誕生背景と、OpenSUSIが国内代理店となる、新しいASIC設計のプラットフォームサービスである chipignite の紹介を致します。 |
11:40 | 産総研における洋上風力関連研究開発の取り組み | 小垣哲也 | 日本は2050年までにカーボンニュートラル達成を目指すことを国際的に宣言しており、その達成に必要な重点分野の一つとして洋上風力が選ばれ、官民を挙げて洋上風力を主力電源化する取り組みが進められています。洋上風力の大量導入と国内調達比率向上に資する独自研究と企業支援に関する産総研の取り組みを紹介します。 | |
12:20 | 進化したAI計算基盤 ABCI 3.0 | 小川宏高 | ||
14:45 |
AISol Startup Pitch & Meetup #1
~機能性化学品の全自動連続生産によるサステナブル・省人化の実現~
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iFactory/鶴本穣治様
産総研/増田光一郎
AISol/鈴木
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AISolスタートアップ《株式会社iFactory》 世界的なトレンドでもある『機能性化学品の全自動連続生産プロセス動向』をご紹介!NEDOプロの出口戦略として、まさに国策として新市場開拓を行うAISolスタートアップ iFactoryがご登壇。iFactory×産総研Gの連携で、実際の装置の導入から活用まで装置を『使いこなす』ための仕組みも構築しています。 |
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15:20 | 先端触媒拠点(つくばセンター)での取り組み | 井上貴仁 | 先進触媒拠点の目的は、さまざまな民間企業に対して、高度な機械学習機能に基づいて触媒を設計、触媒探索と製品製造探索を一体的に行うことが可能な触媒研究に特化したプラットフォームを提供し、CO2やNO2の回収・再資源化に必要な触媒の実用化に取り組む企業を支援することです。そのため、触媒インフォマティクスを活用した触媒設計システムやハイスループットでの触媒探索を行う自動合成システム、触媒を用いた機能性化学品の連続生産に関する最先端の装置を導入し、プロセスインフォマティクスの一層の活用も見据えた研究開発の支援を実施します。また、データ科学を利用した触媒プロセス開発の専門人材育成を、産学官が一体的に行うことが可能な拠点であることも特長です。 | |
16:00 | 研究技術の活用・事業化を支えるデジタルプラットフォームの取り組み | 宮下東久 | 2024年、社会課題解決に向けて産総研の技術シーズの活用・事業化を支援する共通基盤としてデジタルプラとフォームが稼働開始しました。本セミナーでは現在推進中の事業テーマ3件((1)AIST-IDEA ver3.4 (2) 生成AIを活用したナレッジプラットフォーム (3) マテリアル・デジタルツイン)についての取り組みを紹介します。 | |
16日 | 10:45 |
産学官連携によるサーキュラーエコノミーの推進
~日立-産総研サーキュラーエコノミー連携研究ラボ~
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増井慶次郎 | 地球規模で環境が悪化する中、日立製作所と産総研は、2022年10月にサーキュラーエコノミー(CE)研究に関する連携ラボを設立し、大学等からの外部有識者も含めて産学官連携によるCEの推進に取り組んでいます。研究テーマは、CE社会の「グランドデザイン」の策定、それを実現するための「デジタルソリューション」技術の開発、また成果技術普及のための「標準化戦略」の立案を三位一体で進めています。 |
11:30 | MPI:セラミックス・合金拠点(中部センター)での取り組み | 左合澄人 | 2020年度補正予算においてオープンイノベーション拠点整備事業が決定されました。本事業で整備された最先端研究装置群を核としたマテリアル・プロセスイノベーション(MPI)プラットフォームを活用して、日本企業の先端プロセス技術の開発、データ駆動型材料研究開発による効率化や短期化、さらにはマテリアル開発人材の育成などに取り組みます。中部センターではセラミックス・合金分野について、従来のマテリアルイノベーションに産総研が持つ製造プロセスのポテンシャルを活かし、原料から製品に至るまでのプロセスデータを一気通貫でハイスループットで収集したデータ駆動型材料研究開発により、製造プロセス改善や分析ができるMPIプラットフォームの構築を進めます。 | |
12:15 |
疾患の早期発見に向けた革新的バイオマーカー開発
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今野雅允 |
少子高齢化による生産年齢人口の減少に歯止めをかける新規技術開発が求められている中、産総研では独自技術を用いた疾患の早期診断マーカー開発を進め、社会実装を目指した動きを進めている。
本講演では早期診断が特に難しいとされる膵臓がんをターゲットとしたマーカーの性能と、社会実装に向けた取り組みを紹介する。
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13:00 | ユニバーサルメディカルアクセス実現を目指した先端医療機器開発 | 丸山修 | 世界に先駆けて超高齢社会に突入する本邦においては、高齢者の健康寿命の延伸が重要である。そのためには、信頼性の高い医療を、日本中どこにいても享受できるシステムであるユニバーサルメディカルアクセスの実現が求められている。このユニバーサルメディカルアクセス実現に向け、産総研では、特に社会実装に向けた先端医療機器開発に重点を置いている。本日はその先端医療機器の実用化に向けた研究成果について発表する | |
14:00 |
AISol Startup Pitch & Meetup #2
~秘密計算による機密データ利活用とその展望~
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ZenmuTech/福田 浩平 様
NRI/外園康智様
産総研/大原一真
AISol/新好日花里
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AISolスタートアップ《株式会社ZenmuTech》
「情報を秘密にしたまま計算」?!データセキュリティの革新的イノベーションを目指すAISolスタートアップ ZenmuTechが登壇!秘密計算技術による機密データの利活用をテーマに、秘密計算プラットフォーム「QueryAhead®」の紹介や、NRIとの連携事例、情報セキュリティ・暗号領域の未来展望を語るパネルディスカッションを開催します。 こんな方におすすめ:情報セキュリティ・データサイエンスに広く関心がある方
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14:50 | 温室効果ガス排出量の見える化のためのデータベースAIST-IDEA | 西哲生 | 地球温暖化が進行する中で、企業は温室効果ガス排出量(GHG排出量)の削減が求められています。これを削減していくためには、まず、自社がどの部分でどのくらい排出しているかを把握すること(GHG排出量の見える化)が必要です。AIST-IDEAは、製品の製造やサービスの提供に伴って発生するGHG排出量などの環境影響を把握するための原単位のデータベースです。AIST-IDEAの概要と使い方について説明します。 | |
15:25 |
ウェルビーイング社会の実現に向けた産総研グループの新たな取り組み
(ウェルビーイングの国際標準:ISO25554を中核とした展開)
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浅野健一郎 | 現在、経済成長を軸とした社会から人々のウェルビーイングを軸とした社会への大転換が世界的に進みつつある。産総研グループでは、7年前からウェルビーイング社会実現への取組を開始し、その成果の一つとして本年12月に国際標準(ISO25554)が発行される予定である。本セミナーでは、私たちが描くウェルビーイング社会実現に向けた取組の全体像を紹介する。 | |
17日 | 10:45 |
ウェルビーイング社会の実現に向けた産総研グループの新たな取り組み
(ウェルビーイングの国際標準:ISO25554を中核とした展開
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浅野健一郎 | 現在、経済成長を軸とした社会から人々のウェルビーイングを軸とした社会への大転換が世界的に進みつつある。産総研グループでは、7年前からウェルビーイング社会実現への取組を開始し、その成果の一つとして本年12月に国際標準(ISO25554)が発行される予定である。本セミナーでは、私たちが描くウェルビーイング社会実現に向けた取組の全体像を紹介する。 |
11:30 | 温室効果ガス排出量の見える化のためのデータベースAIST-IDEA | 西哲生 | 地球温暖化が進行する中で、企業は温室効果ガス排出量(GHG排出量)の削減が求められています。これを削減していくためには、まず、自社がどの部分でどのくらい排出しているかを把握すること(GHG排出量の見える化)が必要です。AIST-IDEAは、製品の製造やサービスの提供に伴って発生するGHG排出量などの環境影響を把握するための原単位のデータベースです。AIST-IDEAの概要と使い方について説明します。 | |
12:15 | 研究技術の活用・事業化を支えるデジタルプラットフォームの取り組み |
田辺徹 |
2024年、社会課題解決に向けて産総研の技術シーズの活用・事業化を支援する共通基盤としてデジタルプラとフォームが稼働開始しました。本セミナーでは現在推進中の事業テーマ3件((1)AIST-IDEA ver3.4 (2) 生成AIを活用したナレッジプラットフォーム (3) マテリアル・デジタルツイン)についての取り組みを紹介します。 | |
13:00 | 地質情報の活用と社会実装 | 荒井晃作 小松原純子 鈴木正哉 |
地質調査総合センター(GSJ)は138年にわたって地質に関わる研究をしています。GSJの研究成果の中から、社会実装に近いもの・すでに実装されているものとして、 (1)首都圏の地下を3次元で見ることができる3次元地質地盤図、(2)GSJが取得した海域のデータの活用事例、(3)熱を自由自在に運ぶこともできる水蒸気吸着性能に優れた革新的吸着剤ハスクレイの実装例について紹介します。 |
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14:00 | AISol Startup Pitch & Demonstration #3 ~組織の生成AI活用を飛躍的に向上!あらゆる情報を構造化してAI Readyに~ | Stockmark 西村元一様 |
AISolスタートアップ《ストックマーク株式会社》 社内外で増え続けるテキストデータ・・・AISolスタートアップであるストックマークなら、国内最大規模のLLM(大規模言語モデル)により、市場データの構造化・可視化や、社内外情報の検索・要約を可能に!独自のAIツール『Anews』、『Stockmark A Technology』により、これまで活用できていなかった市場や社内の大量のデータを生成AIで処理し、テキストワーク時間を大幅削減します。セミナーをご覧いただいた後は、是非ストックマークのブースへも足をお運びください! |
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14:50 | サーキュラーエコノミー実現に向けたAIST Solutionsの取り組み | 中林亮 | 世の中でリニアエコノミー(LE)からサーキュラーエコノミー(CE)への移行が進行している中、産総研においても、多くの企業との連携においてCEは重要テーマとして検討課題となることが多い。CEは企業1社単独の課題ではなく、社会や業界、地域におけるエコシステム形成を意識した社会実装が肝要となる。本セミナーでは、CEにおける産総研技術の社会実装を目指した産総研グループのCEプロデュース事業ついて紹介する。 | |
15:25 | 有機・バイオ材料拠点(中国センター)での取り組み | 三島康史 | 国のマテリアル革新力強化前略に基づき、産総研中国センターに、マテリアル・プロセスイノベーションプラットフォーム 有機・バイオ材料拠点が整備されました。プラスチックやゴムなどの有機材料の評価からプロセス評価、製品評価まで一気通貫で実施可能な設備群・人材を確保しています。本拠点では、有機材料に関する企業の課題解決(劣化、不具合など)、有機材料のマテリアルリサイクルに関する取り組み等を実施しており、多くの企業と連携しています。本セミナーでは、産総研中国センターにおける取り組みついて紹介します。 | |
18日 | 10:30 | 研究技術の活用・事業化を支えるデジタルプラットフォームの取り組み |
田辺徹 |
2024年、社会課題解決に向けて産総研の技術シーズの活用・事業化を支援する共通基盤としてデジタルプラとフォームが稼働開始しました。本セミナーでは現在推進中の事業テーマ3件((1)AIST-IDEA ver3.4 (2) 生成AIを活用したナレッジプラットフォーム (3) マテリアル・デジタルツイン)についての取り組みを紹介します。 |
11:10 | ナノマテリアル試作・評価拠点(東北センター)での取り組み | 木原秀元 | 産総研東北センターでは、東北の地域資源であるナノマテリアル(粘土微結晶分散材料やゼオライトなど)を利用して、地域の産業競争力を強化すべく、ナノマテリアルの設計・試作・評価を行う装置・設備を導入しました。産総研がこれまでに開発・蓄積したナノマテリアルの設計・製造・評価技術と、本プラットフォームの機能を組合せ、共同研究や技術コンサルティングの制度を用いて企業の材料開発・普及を支援します。 | |
12:30 | AISol Startup Pitch & Demonstration #4 ~球駆動式 全方向移動ロボットによる製造現場DX~ |
TriOrb 石田秀一様 |
AISolスタートアップ《株式会社TriOrb》 人とロボットが協調する真のスマートファクトリーを推進するTriOrbがピッチに登壇!従来の車輪式やオムニホイール式とは一線を画す、球体を駆動部とする全く新しい移動機構「TriOrb BASE」のデモンストレーションも開催します。この技術により、製造現場における生産ラインの柔軟性と効率性を飛躍的に向上させることが可能です。精緻な位置決めや走行環境の制約により既存AMRの導入を断念していた方は、ぜひセミナーにお立ち寄りください。 |
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13:00 |
国土強靭化に資するインフラ診断・計測技術 |
1)蔀 洋司 2)津田 浩 3)加藤 英俊 4)李 志遠 5)野里 英明 |
高度経済成長期に構築された各種インフラの老朽化対策が社会課題となっている。事故防止と維持費用削減のための予防保全技術が求められる中、産総研ではサステナブルインフラ研究ラボを設立し、社会課題解決に資するための技術開発を進めてきた。本セミナーでは、ラボの全体概要に続き、代表的な研究成果の中から、現場で構造内部の劣化を診断できるX線検査技術、橋梁のたわみを遠方から計測できる画像計測技術、インフラの振動モニタリングのための信頼性評価技術について紹介する。加えて、計量標準総合センターにおける連携研究の取り組み全般についても冒頭で紹介する。 |
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14:00 | AIチップ設計拠点紹介 | 内山邦男(AIDC拠点長)内山邦男(AIDC拠点長)内山邦男(AIDC拠点長) | AIチップ設計拠点は、エッジAIチップを含めた半導体チップの設計環境を産総研共用施設としてご利用いただけます。これまでに中小企業・ベンチャー企業の皆さんを中心にご利用いただいています。SoC型AIチップを短TATで実現するための設計プラットフォームも開発しており、コア部分の設計さえしていただければAIアクセラレータを搭載したSoCを短期間で実現できる仕組みも提供しています。 AIチップ設計拠点は、エッジAIチップを含めた半導体チップの設計環境を産総研共用施設としてご利用いただけます。これまでに中小企業・ベンチャー企業の皆さんを中心にご利用いただいています。SoC型AIチップを短TATで実現するための設計プラットフォームも開発しており、コア部分の設計さえしていただければAIアクセラレータを搭載したSoCを短期間で実現できる仕組みも提供しています。 |
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14:45 | 進化したAI計算基盤 ABCI 3.0 | 小川宏高 |
■CEATEC概要
- イベント名:CEATEC 2024
- 日程 :2024年10月15日(火曜日)~10月18日(金曜日)
- 会場 :幕張メッセ
- 主催 :一般社団法人 電子情報技術産業協会
- 公式サイト:https://www.ceatec.com/ja/
- 備考 :メディア向けのプレミアムタイム:10月15日(火曜日) 10:00~12:00(事前申し込み不要)
その他参加は事前のお申し込みが必要となります
(プレミアムタイム以外でも会期中の取材は可能です。)
来場登録に際して | About CEATEC | CEATEC 2024 公式Webサイト