【ウェビナー】
マテリアルズ・インフォマティクスによる材料特性予測の最前線
イベント概要
マテリアルズ・インフォマティクスの分野では、金属、セラミックス、プラスチックなど材料が多岐に渡ること、製造プロセスを考慮しなければならないことから、材料共通のリテラシーが構築されにくい環境にあります。さらに、データのフォーマットが企業や研究機関ごとに異なる場合や、統一基準を作っても実験装置により取得できないデータが存在する場合があり、マテリアルズ・インフォマティクスを実施する前に頓挫してしまう状況になりがちです。本ウェビナーでは、セラミックス、材料特性、深層学習(ディープラーニング)、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)などをキーワードに、具体的な研究成果を例に取り上げながら、材料開発者が悩みがちなデータの取得とクレンジング、画像処理、ネットワーク構築などのマテリアルズ・インフォマティクスに関するリテラシーや未来のプロセス・インフォマティクへの展望について、最前線の研究者をお招きし、「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料特性予測の最前線」についてお話を伺います。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
<キーワード>
セラミックス、AI、ディープラーニング、材料特性予測、マテリアルズ・インフォマティクス、プロセス・インフォマティクス
プログラム
- TOPICS1:深層学習を活用した微構造情報からの材料特性予測
- TOPICS2:マテリアル・インフォマティクスの実現のためのAIリテラシー
- TOPICS3:プロセス・インフォマティクスの展望
こんな方におすすめ
- マテリアルズ・インフォマティクスの可能性や大事なポイントを理解したい技術者の方
- マテリアルズ・インフォマティクス、プロセス・インフォマティクスでどんなことができるか知りたい経営層・技術者の方
- 新技術を活用した事業開発部署・DX推進部署の責任者・担当者の方
- 産総研との連携に興味をお持ちの方 など
開催概要
日 時:2024年8月28日(水曜日) 12時00分~13時00分
※終了時刻は多少前後する可能性があります。
参加費:無料
視聴方法:オンラインでのライブ配信となります。視聴はブラウザから可能です。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
登壇者
<メインスピーカー>
国立研究開発法人産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門 研究グループ長
福島 学
東京工業大学総合理工学研究科で博士(工学)を取得後、国立研究開発法人産業技術総合研究所入所。2010年からのイタリア・パドバ大学客員研究員を経て、現在、産業技術総合研究所材料・化学領域 マルチマテリアル研究部門 セラミック組織制御グループ 研究グループ長。専門はエンジニアリングセラミックスで、材料・化学分野に軸足をおいたDX技術の適合化を取り組む。米国セラミックス学会エンジニアリングセラミックス部会部会長などを歴任し、同学会フルラス賞およびフェロー受賞。世界セラミックスアカデミー正会員。趣味は旅行・温泉めぐりなど。
<メインスピーカー>
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料・化学領域 マルチマテリアル研究部門軽量金属設計グループ 研究グループ長
古嶋 亮一
東京工業大学大学院理工学研究科で博士(工学)取得後、長岡技術科学大学での産学連携研究員を経て、2012年に産業技術総合研究所(産総研)に入所。粉末冶金プロセスを専門として、金属とセラミックスの複合材料の開発・評価に従事してきたが、材料の新たなる展開を目指し材料評価AI技術の開発などを行い、特にエンジニアリングセラミックスでの新たなるAI技術の構築を導いてきた。2024年4月より現職。現在は、人の感性に着目した材料の評価を迅速に行えるAIに着目している。休日に自転車で3、4時間の小旅行をするのが趣味。
<ナビゲーター>
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 材料・化学領域 キャリアリサーチャー
尾崎 公洋
1994年通産省工業技術院・名古屋工業技術研究所入所後、2016年より産総研・磁性粉末冶金研究センター長を務め、その間、京都大学大学院の客員教授、経済産業省・NEDO次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発プロジェクトリーダを兼務、2023年4月より現職。一般社団法人粉体粉末冶金協会理事を兼任。研究テーマは、粉末プロセスを中心とした材料開発、プロセス開発、ここ15年はバルク磁性材料の開発に従事。専門は粉末冶金、磁性材料、硬質材料。座右の銘は、臨機応変。
<ファシリテーター>
株式会社AIST Solutions
スタートアップ部プランナ:鈴木 那美
大学では法学/国際学専攻。2022年産業技術総合研究所入所、2023年4月AIST Solutionsの立ち上げに伴い出向。産総研時代より一貫してスタートアップ支援業務に携わる。担当領域はマテリアル・サーキュラーエコノミー。
※申し込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですが(MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。