本講座について
本講座では、産業技術総合研究所(AIST)が開発したノンプログラミング型のデータ解析アプリ「AIST発アプリ」シリーズを活用し、プラスチックの品質評価を効率化・高度化する手法を紹介します。専門的な知識がなくても、赤外分光や質量分析などの装置データをマウス操作だけで解析できる環境を整えることで、研究開発や品質管理の現場におけるDXを加速します。
講座では、各アプリの機能や使い方、プラスチック劣化の非破壊分析や原料判定といった実際の活用事例を取り上げ、導入効果を具体的に示します。また、アプリのカスタマイズ対応や導入後の支援体制についても触れ、初めての方でも安心して活用できる仕組みを紹介します。
<キーワード>
ノーコード解析、データインフォマティクス、DX(デジタルトランスフォーメーション)、AIST発アプリ、プラスチック品質評価
こんな人におすすめ
「現場の分析は複雑で敷居が高い」「プログラミングは苦手だけどデータ活用はしたい」──そんな悩みを抱える技術者・研究者の方にこそ、本講座は最適です。産総研が開発したAIST発アプリを使えば、これまで専門スキルが求められた化学データ解析を、マウス操作だけで直感的に行うことが可能です。実際の導入事例を通じて、品質評価の非破壊化・効率化、そしてDXの第一歩を体感できます。
“誰でも、すぐに、現場で使える”解析ツールを知りたい方は、ぜひご参加ください。
- 化学分析装置のデータはあるが、解析スキルに不安がある技術者。
- 製品検査や素材の劣化判定を迅速かつ正確に行いたい製造現場の品質管理担当者。
- 部門でのデジタル活用を進めたいが、現場負荷や専門性がネックになっている技術系マネージャー・DX推進担当。
- 装置操作はできるが、得られたデータの解析が属人的で困っている分析装置のオペレーター。
- 大がかりなシステム導入ではなく、手軽で即効性のあるDXツールを探している中小企業の経営層またはリーダー。

<仮申込みはこちら>
※申込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですがマテリアルDXイベント担当( MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
プログラム詳細
本講座はオンラインではなく、会場での対面実施(座学+実習)となります。
■開催日時/開催場所
【東京開催】2025年8月22日(金曜日)13:30~17:00
WeWork 日比谷フォートタワー( Map )
【大阪開催】2025年9月26日(金曜日)13:30~17:00
JAM BASE 4階 産総研・関経連うめきたサイト( Map )
*両日とも講師、内容は同じです。
*既定の人数に達しない場合は中止となる可能性がございます。
*開催終了後に交流会を予定しています(受講者は無料、飲食あり)
■受講料金
33,000円(税込み)
8月22日(金曜日)または9月26日(金曜日)、いずれか1講座の料金です。
■参加にあたっての注意事項
・お申し込み締め切りは開催2週間前までとなります。
・各自PCをご持参ください。(講座で使用するアプリケーションをインストールしていただきます)
アプリの使用規約
<推奨スペック>
OS:Windows 11 ( ※Macは使用不可 )
CPU:Intel Core i5 以上
メモリ:16GB 以上
講座内でExcelを利用します( ブラウザ版でも可 )
PCの持参が難しい場合は有償でレンタル可能です。
・アプリの使用には無料の「MATLAB Runtime for R2024a (24.1)」が必要です。
事前に以下のリンク先からダウンロードをお願いいたします。
https://www.mathworks.com/products/compiler/mcr/index.html
ご不明点等は事務局( MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp )までお問い合わせください。
■スケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
13:30~14:30 | イントロダクション
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14:30~16:30 | AIST発アプリを使った演習(PCA Toolbox:スペクトルの特徴抽出) 演習問題【基礎編】
|
16:30~17:00 | 質疑応答・技術相談 |
受付13:00~ オリエンテーション13:20~
交流会17:00~18:00
受講までの流れ
本講座は、産総研グループの「技術コンサルティング」プログラムに基づいて実施されます。
受講の流れは、以下のSTEP1からSTEP3のステップに沿って進みます。
◆STEP1 仮申込み
- 受講を希望する場合、<仮申込みはこちら>ボタンより必要事項をご記入の上、申込み期日までにお申込みください。
- 所属会社・機関をご記入された場合、その会社・機関より弊社に対し、下記約款の様式1により、技術コンサルティングの申請をいただいたものとして取り扱います。(技術コンサルティング約款 )
- 申込み時に居住性の確認で「居住者」なおかつ特定類型「該当なし」を選択された方には、STEP2にお進みください。
- 申込み時に「非居住者」又は「特定類型該当者」を選択された方には、居住性等の確認手続きのため、別途ご連絡を差し上げます。この場合、手続きには時間を要し、受講が叶わない場合がありうることをご了承ください。手続きの完了後、STEP2にお進みください。
◆STEP2 本申込み及びお支払い
- 弊社より送付します本申込み案内メールに記載された指定日までに受講料をお支払いください。
- 本申込みの完了により、講座受講のご案内が自動で送られます。本申込み案内メールに記載の受諾書をもって、技術コンサルティング契約が成立いたします。
◆STEP3 受講
- 講座開催をもって、弊社は技術コンサルティングを実施したものといたします。
お支払い方法
- お支払い方法は全てクレジットカード決済のみとさせていただきます。
- 領収書はEventHubからの代理発行(EventHub既定の書式)となります。弊社(AIST Solutions)社判等押印された書式がご入用の場合は、お手数ですが請求書払いをご選択ください。クレジットカード払いをご選択された場合、弊社から領収書の再発行等対応は致しかねますので、予めご了承ください。
<仮申込みはこちら>
※申込み後、当日の案内メールが届かない方は、お手数ですがマテリアルDXイベント担当( MDX-eve-ml@aist-solutions.co.jp)までご連絡ください。
講師紹介
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料・化学領域 機能化学研究部門
化学材料評価研究グループ 研究グループ長
新澤 英之
関西学院大学で博士(理学)を取得後、国立研究開発法人産業技術総合研究所入所。2016年からのイギリスのインペリアルカレッジ・ロンドン大学客員研究員を経て、現在、産業技術総合研究所材料・化学領域 機能化学研究部門 化学材料評価研究グループ 研究グループ長。専門は分光分析とデータインフォマティクスで、各種の化学分析データをAIや機械学習等のインフォマティクス解析で解析する分析DX技術の開発に取り組む。高分子学会、高分子分析討論会等の学会での受賞多数。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料・化学領域 機能化学研究部門
化学材料評価研究グループ 主任研究員
山根 祥吾
東京大学大学院にて博士(工学)を取得後、産業技術総合研究所に入所。現在、産業技術総合研究所 材料・化学領域 機能化学研究部門 化学材料評価研究グループ 主任研究員。専門は材料科学で、入所以来一貫してプラスチック・ゴム材料の劣化解析・高耐久化の研究に取り組んでいる。近年は顕微赤外分析・質量分析データ等から機能発現に重要な指標を抽出する技術の開発を行っており、関連技術による国際学会での受賞歴あり。
特定商取引法に基づく表記
開催日時 |
【東京開催】2025年8月22日(金曜日)13:30~17:00 |
申込期日 | 【東京開催】2025年8月8日(金曜日)17:00 【大阪開催】2025年9月12日(金曜日)17:00 |
募集定員 | 20名 |
参加費 |
33,000円(税込み) |
参加確定通知 | 申込後、参加受付メールを送付 |
支払方法 | クレジットカード決済 |
申込キャンセル・解除 | 一度本申込みまでお申込をいただいた講座のキャンセル又は解除は受けられませんのでご了承ください。 |
返金 | 開催者都合以外での返金対応はできません。 |
その他留意事項 | 開催者都合で講座を中止した場合は、全額返金いたします。 ただしクレジットカード決済の場合、実際の返金処理はクレジットカード会社を通じて行われるため、 購入者が返金を受け取れるタイミングは、クレジットカード会社によって異なりますので予めご了承ください。 |
代表取締役社長CEO : 逢坂 清治
